Vocal , Guitar : noriboooone
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Bass : Pe
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Drums : Du

Chorus , Guitar : 2235
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2007-2009 邂逅とスタート

Pe(ex Ahrock)が、自身の結婚式で唄ったnoribooooone(pygmy with bitter ends,ex GQ06)の歌に惚れ込み、阿佐ヶ谷の安居酒屋にて「生涯最後のバンドを組んで欲しい」と口説く。

noriboooooneも、どうせ2,3回ライブをやれば気が済むだろうと、その場で安請け合いする。

口では結成したものの一向に動きがないPeをよそに、阿佐ヶ谷の安居酒屋で飲んだくれていたDu(ex.papas milk)にnoriboooooneが声をかけ加入、瞬く間に数曲を仕上げてトリオ編成で初ライブを行う。

順調な立ち上がりと思いきや、早々にトリオバンドの難しさに行き詰まり、広島生まれの夢見がちなテクニシャン、ジョーイ(ex.初音ミクバンド)がリードギターで加入。

この頃、Peが突発性難聴を発症、一時期は引退、解散も頭をよぎるが、僅差で音楽愛が勝る。

ちなみに現在では、悪口や自分のミスだけは聴こえないという特技にまで昇華している。

2010-2012 ジョーイの脱退とNEED YOU

月1~3回のペースでライブをこなし、ようやくまともな演奏も出来るようになり、徐々にバンドのレパートリーも増えてきたところで、ジョーイが突然脱退表明。当初は慣れないこともあり、連絡も取れずにあたふた。ようやくメンバーが集まったミーティングでも、なんとか引き留めようとするnoriboooooneと、「辞めたければ今すぐ辞めればいい」というPeとの間で代理戦争勃発。とりあえず、卒業ライブ開催という形で平和に解決。

その後、自身のバンド(quadrarium)が活動休止状態の2235が、高円寺の安居酒屋でやさぐれているところを発泡酒で捕獲。元々、メンバーとも旧知の仲ということで自然にフィットイン。noriboooooneと2235の織り成す高音ハーモニーがバンドの強力な武器に加わる。

2012年に1st Album「NEED YOU」が完成、録音は新宿Bazooka Studio。印象的なアートワークは敏腕イラストレイターの中村隆氏。

「僕らの太陽」「閑話休題-superluvsong-」「デンデン虫の唄」「ターマネギーハート」など、現在でもライブで演奏する楽曲を多数収録。

2013-2015 ライブ三昧と2ndAlbum制作

この頃からnoriboooooneの仕事が海外ベースになり始めるが、ペースを落とす事なく活動。メンバー個々にそれなりの事件がありつつも、極力バンドに持ち込まないのがTMWの掟。新曲作りとライブ、そしてその後にエンドレスな打ち上げと、忙しくも楽しい日々が続く。

ある時、スタジオ帰りに楽器を背負い、重い足でママチャリを漕ぐメンバーの後ろ姿に感化され、noriboooooneが2nd Albumの制作を決意。

時代が変わり、CD文化からサブスクリプション文化に徐々に変化している中、「どうせやるなら最高のCD作品を目指そう」と意気込んで、レコーディング開始。録音は世田谷のRainford Studio。

2016-2018 NEVERTHELESS

CD2枚組全20曲という、まさに時代遅れの超大作「NEVERTHELESS」が完成。音は勿論、アートワーク(前作に引き続き中村隆氏)についても、紙質など細部までこだわりぬいた作品は、TAPE ME WONDERというバンドの評価を一気に引き上げると共に、活動の幅を広げる作品になった。

ちなみに、最初にプレス工場から上がってきた際、工場側のミスでDisc1とDisc2の内容が入れ替わっており、ショックのあまり、思わず両膝を落とす事件あり(全品交換対応にて解決)。

バンド初のMV「MARSHMALLOW」「EVEN」「NEVERTHELESS」も立て続けに発表、俄然、今時のバンドっぽくなる。真夏の炎天下でのMARSHMALLOWの撮影時、noriboooooneが熱中症になりかける。

noriboooooneの仕事が、ほぼ海外(欧州)メインになり、スケジュールが取り辛くなる中、レコ発ワンマンライブは下北沢Shelterにて祝ソールドアウト。

ここからひたすらライブ三昧、飛ぶように過ぎていく日々。

2018-2019 九州ツアーと中山氏との再会。

トータル30数曲が収録された2枚のフルアルバム、数え切れないほどのライブと思い出、元々の目標である思い出作りは十分過ぎる程達成出来たし、もうバンドとして成し遂げるべきことはないかと思われたが、Who the Bitchとの九州ライブ(とそのリアクション)や、noriboooooneの息子の誕生により、3rd Albumの構想が徐々に出来始める…が、作曲において初のスランプに陥る。

GQ06の東芝EMI在籍時にお世話になった、中山氏(Victor Studio)とnoriboooooneの再会により、俄然、新作へのモチベーションも上がり、そこから必死で曲作りとアレンジの試行錯誤を繰り返す。

2017年、GQ06時代からの旧友、空手コンドル主催のV.A「道場破り」に参加。

ミクスチャー的な強面の曲が並ぶ中、まさかのY.M.O「君に胸きゅん。」のカバー(原作者全員の許諾を得る)と「HAPPINESS(Day Tripper’s mix)」を収録。いつもの天邪鬼っぷりとポップセンスを発揮。

2020-現在

コロナ禍に突入、幸い現在までメンバーに発症者は無し。

noriboooooneが突発性難聴を発症、ステロイドや針治療などで奇跡的に完治。

コロナ禍に苦しむライブハウスに対するチャリティーの一環で、懇意にしている渋谷HOMEの配信企画に参加、「CHAIN SAW(Live ver.)」が完成、オリジナルデザイン「GET ABOVE!!!」Tシャツも発売。

2020年の年末、あまりに作品作りに没頭しノイローゼ気味のnoriboooooneが、上がり切らないバンドのテンションに不満を持ち大爆発、Peと高円寺大将にて大喧嘩勃発(間に入って止める2235)。結果的にそれがきっかけになり、週3回、一か月で40時間超のハードなスタジオワークで、どうにか9曲を完璧に仕上げる。

2021年2月に名門Victor Studio@外苑前(301st,401st)にて、3rd Albumレコーディング開始。中山氏の発案でアナログテープで録音することになり、震えながらレコーディングに臨むが、バンドの元来持つ剥き出しのグルーヴの録音に成功。多くの優秀なミュージシャンにも参加頂いた上に、中山氏の天才的なミキシングもあり、想像を軽く超える名盤が誕生。

アートワークはnoriboooooneが敬愛するアーティスト、西脇一弘氏の作品。

アナログ盤は小轍徹氏(JVC Mastering Center)、デジタルはTed Jensen(BERLING SOUND)という、普通では考えられない巨匠にマスタリングをして頂く機会に恵まれる。

2021年11月に、満を持して3rd Album「PRIZE」発表予定。